日本キリスト教団 田園調布協会附属 田園調布幼稚園

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保護者の言葉・母の会

園バスや給食、どれも必要なかった M.Y様

 どんな幼稚園を選んだら良いか分からずにいましたが、日に照らされとても明るい雰囲気を持つ園舎、子供たちがとても元気いっぱいに遊んでいる姿を見てこちらの幼稚園に決めました。正直、園庭が狭いかな、園バスや給食のあるところがいいかな、と迷いました。でも、私はそのどれも必要なかったと感じています。
 園庭では、サッカーをしている子、泥だらけになって砂場で遊んでいる子、鬼ごっこをしている子、園舎の周りをぐるっと回って探検をしている子、子供たちは目一杯園庭を使って上手に遊んでいます。学年は関係なく一緒に遊んでいる姿も見られます。保育中に公園へ遊びに行くこともあります。園舎では、年少から年長の教室まで子供たちは自由に行き来しています。年少のお部屋で年長さんが遊んでいることも。工作をしたい子には、ご家庭から持ち寄られた廃材が置いてある作るコーナーがあります。
 幼稚園への往復は、今日しようと思っていること、その日にあったことなど幼稚園の話を集中してできる貴重な時間でもあり、子供が門から入って行く後ろ姿に子供の成長や子供のその日の気分がわかるような気がして、その姿を見るのが毎日楽しみです。園バスではなくてよかったなと感じています。
 全体の人数が少ないので、子供たちは先生方全員を知っていますし、先生方も子供たち全員を良く分かっていてくれます。息子は年少の時も年中の時も一度もプールに入りませんでした。年長になって初めてプールに入れた時、先生方皆が喜んで下さり声を掛けて下さいました。プールも決して強制的ではなく、みんなで入りましょうと言うよりは入りたい人が入りましょうと言う感じが息子にはとても良く、プールに入っている子供たちの楽しそうな姿を見て、自分から入りたいと思うようになったようです。
 この幼稚園は子供たちの自主性を重んじていて、子供たちは与えられたことではなく、自分で遊びを考え、遊ぶ仲間を探し声を掛け、時にはもっとこうした方がいいのではないか、と議論を交わす。最初は戸惑う子も多く、息子も周りのお友達や年中や年長がしていることを、じーっと眺めていました。年少の時、周りのお友達はどんどん楽しそうに遊べるようになっていくのにうちの子はいつになったら元気に遊びまわってくれるのだろう、と心配になり先生方に相談すると、今はいっぱい吸収する時、見守ってあげましょうと。年長になった今では、年少の頃に吸収した遊びをし、1秒たりともじっとしていないくらい思いっきり遊んでいて、年少の時のじっとしている姿が思い出せないくらいです。子供にはその子なりのペースがあるので、焦らせてはいけないと言う事を私も学びました。何かできないとすぐにこうしたら?など口を挟みたくなるものですが、先生方は揉めている時、危険がある時以外は見守って下さり子供が考える時間を作って下さいます。
 この幼稚園のアットホームで先生方がいつも見守ってくださるという安心感があったから、とても内気な息子でも、思いっきり幼稚園生活を楽しむことが出来ていることに感謝しております。

子どもらしい子ども達 M.M様

 次女の幼稚園選びに際して、考慮したポイントは2つありました。入園前に、外遊びのサークルに属していたのと、プライベートでも山や海などに行く機会が多かった我が家にとっては、室内の遊びが充実している幼稚園がいいのではないかと思った事と、幼い3年間を小学校の準備期間という捉え方でなく、ゆっくりと見守って頂く環境に身をおいて欲しいという2点でした。
最近の幼稚園は、延長保育、給食、放課後の充実したプログラムなどが売り物の園が多くなっているので、かえって田園調布幼稚園の様な園は数少なく、自然と絞られていった気がします。
 入園前に保育見学に親子で参加し、園児達それぞれが内に外に思い思いの場所で、一所懸命工夫をしながら楽しそうに遊ぶ様子、子どもらしい子ども達。先生方のさりげない接し方、木製の良質な玩具など一変に大好きになってしまいました。中でも、つくるコーナーの存在には、母親の私がしびれてしまいました。色とりどりの薄紙・きれいな包装紙・箱・リボン・ストローの切った物・各色の色紙・サインペン・紙コップなどが、整然と保育者により管理され、子ども達は、必要なものを例えば「赤の色紙を1枚下さい」と先生に伝え、先生から受け取り自分でどんどん制作を進めている子。周りの子どもが作っているのをじっと見ている子。先生は先回りしてこうした方がいいんじゃない?などとはおっしゃらず静かに接しておられます。どうしようか困っている子には補助して下さいます。園庭では、かけっこしたり、サッカーしたり、活発に遊んでいる子ども達・ダンゴムシを探している子、砂遊びをしている子など、皆それぞれです。
 幸運にも娘はこちらの園に入る事ができ、早いものであと半年。。。最後の秋を迎えます。元気に登園し、色々な制作物を作り、お友達と遊んで、満足した表情で帰って来る毎日です。神様、先生方、お母様方に見守られ、貴重な幼少時代を大事に過ごす事ができ、日々 感謝しております。

子どもが子どもらしく過ごせる事はとても素晴らしいことではないか? Y.O様

 息子の就園をひかえ、新たにこのエリアに新居を構えた我が家にとって、「幼稚園探し」は正にゼロからのスタートでした。まずはホームページで近隣の幼稚園をリストアップし、説明会、見学会に申し込み、更にはそれぞれの「延長保育、給食、バス、体操や英語のカリキュラム」等々の有無を記し、もはや息子の世話もそっちのけであれこれ迷う日々がしばらく続きました。この「私の〝勝手″な幼稚園リスト」の中で田園調布幼稚園は、正直、条件的に魅力的とは言い難く、「園庭も小さそうだし、自由保育?好き勝手遊ぶだけかしら?」と、当初、完全に候補から外れていたのは事実です。息子は就園前、どちらかと言うと、外遊びよりもお絵かきやブロック、積み木などの遊びを好む子どもでしたので、そのようなプログラムの充実した、「幼児教育」に重きをおく幼稚園を中心に検討をすすめておりました。しかし、ふと、我が子が行儀よく椅子に座り先生の指示に従いながら工作する姿を想像した時、これが子どもの本来の姿であろうか?と急に不安に駆り立てられました。
 その時、この田園調布幼稚園で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿が思い出され、子どもが子どもらしく過ごせる事はとても素晴らしいことではないか?と、一気にこの田園調布幼稚園に惹かれていきました。「好きなように遊ぶ」ことと解釈していた「自由保育」でしたが、実は「自らやりたいことを見つけ、それを掘り下げること」は簡単なことではなく、とても高度な保育であることが分かりました。今後、小学校、中学、、、、社会人と、長い、長い社会生活を送る息子にとって、幼稚園の3年間くらいはおもいきり遊んで欲しいと考え最終的にこの田園調布幼稚園にお願いする事にしました。
 そう決めた途端、園庭の広さは子どもたちには丁度よく感じ、親子で歩く通園路も、毎日つくるお弁当も、貴重な幼児期の母子のコミュニケーション、と、大変とは感じなくなりましたし、幼稚園で英語を習うことはさほど重要ではないと思えるようになりました。朝、駅前を通り幼稚園へ向かうと、すでにお子さんを送り届けた父兄の方がすれ違い際に「おはようございます」という挨拶と共に、「いってらっしゃい!」と息子に向けて声をかけて下さいます。まるで大きな家族に送り出してもらっているような、温かい気持ちになります。
 キリスト教徒ではない我が家族ですが、息子が幼稚園や日曜学校で園長先生から「神様のお話」をしていただいて来ます。息子は神様にいつも見守られていると、穏やかな気持ちで過ごせているようです。クリスマス、卒園式などの行事は数年前に建て替えられたばかりの綺麗な教会で行われ、子どもも親も厳粛な気持ちで節目を迎えることができます。これまで普段、宗教をあまり意識することなく生活していましたが、この幼稚園で神様をより身近に感じられるようになり、それも良いものだなと思っています。
今朝、朝食が好物ではなかった、と、少しむくれる息子に「ご飯食べないと幼稚園いけないわよ!」と声をかけたところ、慌てて勢いよく食べ始めました。よほど幼稚園に行くことが楽しみで仕方ないようです。子どもが楽しく過ごせる幼稚園。そんな幼稚園に巡り会えたことを感謝しております。

遊び中心で過ごす幼稚園の生活は、人間性を育み、人格を形成する基礎となると思います。
T.M様

 次女の入園のタイミングで関西から東京への引っ越しとなり、東京の幼稚園を考えていた時にすすめていただいたのが田園調布幼稚園でした。三歳年上の長女が通っていた幼稚園と同じような保育をされているとお聞きし、迷わずこちらでお世話になりたいと思いました。
 自由気ままな性格の娘なので、入園後はお友達と仲良くできるかな、馴染めるかなと色々と心配もしましたが、すぐにお友達もでき家とは違った娘の一面も見え、幼稚園での生活が充実しているものなのだと感じました。毎日の自由遊びの中で、自分達でああしたら楽しい!こうしたらできた!など様々な事を発見し、できるようになる事が娘にとって大きな自信になっているのだと日々感じます。先生方はそんな子供達をあたたかく見守って下さっています。先生方にとって見守るという事は本当に大変な事だと思います。喧嘩や揉め事もなるべく子供達で解決できるよう忍耐強く待って下さります。子供達を信じて任せて下さり本当に感謝しております。年中になった娘はまだまだ突然私から離れられなくなったり、恥ずかしがりご挨拶ができなかったりしますが、先生はできるようになった事をたくさん褒めてくれますし前向きに娘の成長を楽しみにして下さっています。
 一つ一つの行事もとてもあたたかく心に残る素敵なものばかりです。子供達がのびのびと楽しめる遊び大会や、教会での心温まる素敵なページェントなど。。
毎年本当に子供達の成長を感じられます。子供達にとって田園調布幼稚園で過ごした日々は宝物になると思います。遊び中心で過ごす田園調布幼稚園での生活は人間性を育み、人格を形成する基礎となると思います。そんな生涯の基礎となる「他人との関わり」をたくさん体験し、心も身体もすくすくと育ってほしいです。娘にとって大切な三年間を田園調布幼稚園で過ごせる事に感謝し、残りの園生活を楽しみたいと思います。

やりたい気持ちを尊重し、心ゆくまでやらせてあげることの大切さを学ばせて頂いた
T.F様

 子供の感受性が豊かに育つ大切な幼児期、娘にはキリスト教に基づく保育を受けさせたいと考えて幼稚園選びを始めました。ちょうど、娘の5歳上の息子が田園調布教会の教会学校に通っており、それに付き添って日曜日には家族で教会に行っておりましたが、そこで園長先生、主任の先生を始め田園調布幼稚園の諸先生方と出会い、この先生方ならきっと温かい指導をして下さるに違いないと確信し、入園を希望いたしました。
 この幼稚園に入れてよかったと思うことは、日々の生活の中で多々ありますが、中でも、子供にとって一番幸せだなと思うのは、先生方が子供達一人ひとりをあるがままに受け入れ、それぞれの個性や個人を尊重した保育をして下さることです。息子は、厳格なカリキュラムに基づいた保育を行う、宗教性のない幼稚園に通っていました。一斉に同じテーマで絵を描いたりお遊戯をしたり、団結して1つの作品を作り上げたりする良さもありましたが、振り返ってみると「個人の尊重」はあまり感じられなかったように思います。この幼稚園では、子供たちは皆それぞれ、自分のその日の気分に合わせて自由に遊ぶことができます。どんな絵を描いても何を作ってもよいのです。皆それぞれ自分のやりたいことが違っていいのだ、と「互いに認め合う」という大事なことも、園生活の中で自然と身に付いています。  
 娘も入園したての頃から、幼稚園に集められた空き箱などを使って何かを作ったり、クレヨンでぐちゃぐちゃの絵を描いてきたりしていました。とても作品には見えないようなものであっても、お迎えに行くと、先生はにこやかな笑顔で「今日はこんなに沢山一生懸命作って、先生のお顔の絵も描いてくれましたので、教室に飾っています。」と報告して下さり、外履きに履き替えながらそれを聞いている娘も、とても嬉しそうで誇らしげにしておりました。そして、先生の言葉にすっかり自信を得て、「また明日もお絵かきしよーっと」と張り切って言うのです。
 幼稚園生活が始まって、こうした毎日の様々な場面で「もっとやろう」とか「もっと工夫してやってみよう」と娘の意欲がどんどん湧いていく様子を目の当たりにし、子供の自主性を伸ばすためには、やりたい気持ちを尊重し心ゆくまでやらせてあげることの大切さを学ばせて頂いたと同時に、それを実現できる環境を整えて下さる先生方の寛容さ、温かさをつくづく感じ、本当にこの幼稚園に通えてよかったと思いながら過ごしているこの半年です。
 人生の礎となる大切な3年間を田園調布幼稚園で過ごせること、そして子供達一人ひとりに向き合い温かく見守って導いて下さる先生方に、心より感謝いたします。

惜しみながら最後の園生活を楽しんでいます。
K.O様

 六年前三女出産のため、実家の中国に帰りました。三歳になった長女は中国の幼稚園で年少に通い、夏に日本に戻って来ました。二人の妹はまだ赤ちゃんだったので、遊び相手になれず、長女は寂しそうでした。そして、中国の幼稚園で楽しかったことや仲良しのお友達のことを私にたびたび話すようになりました。あの幼稚園のお友達にもう二度と会えないかもしれないのに、こんなに鮮明に覚えていて、夏休みが明けたら、また幼稚園に戻ってお友達と会えると思っている長女の姿を見るに耐えませんでした。
 そこで、こんな寂しい思いを抱えている娘に、いい幼稚園を見つけてあげようと思い、早速幼稚園探しを始めました。まずネットで通えそうな幼稚園のホームページ一つ一つじっくり読んで、その中で田園調布幼稚園の‘先生は全園児の名前を覚えています’という部分にひかれ、大家族のような雰囲気に感じました。そして、早速説明会を聞きに行ったら、幼児期教育の大切さ、学力が育つ前に"心”という基礎を強くして行くこと、自然を愛すことなど改めて納得しました。遊びの中で学び、自分発想、創造、挫折、立ち直りなど、先生たちが見守る中、最後の最後まで、自分から問題を解決する力を引き出すのは、とてもすばらしい、絶対この幼稚園に入れたいと思いました。
 自由遊びメインの保育のおかげで、長女は思ったより早く園生活を楽しめるようになりました。でも最初はずっとおままごとばかりで遊んでいました。話を聞くと、内容もほぼ同じです。それが、約一年間続き、少し心配になり、先生に相談しところ、“一つのことを長く続けることはとても力が要る事ですよ”と逆に感心してくれました。私はその言葉を聞いて、とても嬉しかったです。子供のやりたい事を尊重し、それができる環境を作ってくださる先生方にとても感謝しています。次女、三女も続いてお世話になり、工作、砂場、コオリオニ、カプラ、ドミノなど、毎日思う存分遊び、充実した園生活を送りました。特に、幼稚園でお当番の仕事が回って来るのを、いつも楽しみにしていました。
   現在、一年ほど保育園経験をした末子がお世話なっています。ほとんどが一斉活動の保育園はあまり好きそうじゃなかったけど、保育園は給食があってママは助かったもので、そのまま保育園に入れたくなりましたが、幼稚園に入れる年になったら、やっぱり迷わず田園調布幼稚園を選びました!面接の時この幼稚園を選んだ理由は?と聞かれた時、パパが「ここしかない」と答えたそうです。そう、それだ!我が家にとって、すでに3人お世話なったからこそ分かる、「ここしかない」の理由。
  いま四女と手をつなぎ、通園の道のりをいろいろ話したり、園で覚えたこども賛美歌を聞かせたり、惜しみながら最後の園生活を楽しんでいます。この子の人生に捧げる一つのプレゼントとして、この三年間を贈ってあげたいです。

子供達を入れて良かったと思える最大の要因は、
「自分で考えて行動する」ということです。 E.I 様

夫の通った幼稚園である田園調布幼稚園に長男を入れてはや3年。今では長男と次男2人一緒に園の門をくぐっているこの頃です。
私自分自身が凝り固まった環境で教育を受けてきた関係で、息子たちには、自由に育って欲しいという考えで田園調布幼稚園にお世話になりました。
長男の入園当初は、夫から事前に聞いていた「とにかく自由で、何かを強制された覚えがない。」との話に半信半疑でいましたが、次第に事実であることを確信していきました。
先生方の何を強制することもなく、個々の自主性を重んじて子供達を見守るという姿勢は園生活を通して一貫しています。入園前から自由気ままに生活してきた我が子達も、何の心配もなく、ごくごく自然に園での生活に溶け込んでいきました。自由というと規律が無いようなイメージを抱かれるかもしれませんが、他の園児と一緒に遊ぶ過程で自然に規律というものを学んでいっております。これも園児たちの人間関係に介入せずに見守るという先生方の姿勢のお蔭だと考えております。
私がこの園に子供達を入れて良かったと思える最大の要因は、「自分で考えて行動する」ということです。他の園だと教材、カリキュラムなどに縛られて、与えられたミッションをこなすという園生活が多いかと思いますが、園生活において「自分で考えて」「工夫して」行動するという能力を身に着けることができた点が素晴らしいと考えております。型にはめる教育方法の方が、先生方にとってはリスクが少なく簡単だと思われます。しかしそれでは「自分で考えて行動し問題を解決する能力」は身につかないと思います。園児の将来的な能力の発達を考え、あえて温かく「見守る」先生方のおかげで、一人の人間としての責任感、規律、学習能力を身につけられる、そんな園生活をおくれている事に心から感謝しております。

子ども一人ひとりのそのままを受け入れてくださり、
その子の自発的な心の動きを待ってくれた Y.H 様

image 今からちょうど3年前、私は、長男の幼稚園選びに大変迷っておりました。
1歳過ぎから通っていたプレでは、自分の身の回りのことはきちんとするものの、先生やお友達とは全く口をききませんでした。おしゃまで、はきはきしたお子さんが多い中、何を聞かれても口を真一文字に結んで黙っている息子には、大変気を揉んだものでした。
それが、当時の園長先生、主任の先生の質問に、息子が、小さい声ではっきりと答えた時、この幼稚園に息子をお願いしたいと強く思いました。
田園調布幼稚園での一つひとつの行事が、とても温かく、心のこもったものですが、特に年少の時の4歳の誕生日会は忘れられません。

息子の後ろに私が座り、子どもたち一人ひとりに先生がインタビューしてくださいます。誕生日を聞かれる順番が来る前に、くるりと後ろを向き、私に「なのかって言うんだよね」と小さい声で確認し、自分の順番のときには、緊張しながらもはっきりと大勢の人の前で自分の誕生日を発表することができ、後ろで座っていた私は、胸がいっぱいになりました。
子ども一人ひとりのそのままを受け入れてくださり、その子の自発的な心の動きを待ってくださる先生方。簡単なようでいて、大変難しいことだと思います。
ですが、それによってしか、心を開かない子どもが確かにいます。
田園調布幼稚園との出会いに感謝しつつ、残り少ない息子との幼稚園生活を大切に過ごしたいと思っている毎日です。 

先生方が子供の気持ちに寄り添って、
いつもそばで見守ってくださいます 。 M.S 様

私が田園調布幼稚園と出会ったのは30年以上も前になります。
小さな園庭に大きなやまももの木、部屋の中で大好きなビー玉ころがしで遊んだり、みんなで賛美歌を歌ったり、時には園庭でお昼ご飯を食べたこともありました。
そんな楽しい思い出が詰まっている幼稚園に、今度は母親として通うことになりました。3年間お世話になった長女は卒園し、現在は長男が在園しております。
極度の人見知りで家族以外の人に預けたことのなかった長男は、入園式の翌日から大号泣。
来る日も来る日も泣くので先生方を大変困らせていました。門をくぐる勇気がなく、幼稚園の周りをずっと2人で散歩したこともありました。
「どうしてわが子だけ・・・」と不安に思う私に先生は、
「大丈夫、彼が幼稚園の中に自分の居場所を見つけるまでゆっくり待てばいいのよ。」と優しく声をかけてくださいました。
待つというのはなかなか難しいです。けれど、この幼稚園では先生方が子供の気持ちに寄り添って、いつもそばで見守ってくださいます。
やってみようかなとか、これはどうすればうまくいくかな、といった子供のやる気や考える力を大切に育ててくださいます。そして自分でやることこそが、子供の自信や自立に繋がっていくことを教わりました。
入園から10か月後、「今日は門から1人で行くからね」と私に言い残し、長男が背を向けて歩いていきました。
今では門が開いたら一目散に走っていきます。幼稚園では、子供達が思い思いの遊びに夢中になっています。
砂場で泥まみれになりながら一心にトンネルを掘る子、友達と声をかけ合いながらサッカーをする子、ブランコの順番をずっと待っている子、小さな畑で石や虫探しをする子、他の子のする遊びをじーっと眺めている子・・・大人の私にとっては小さな園庭ですが、子供達の遊びは次から次へと溢れているようです。長男も毎日、自分のやりたいことを見つけ、遊びの中で友達とふれ合い、時にはけんかをしたりしながら、まさに自分の居場所を見つけているのだなと改めて感じました。
いつもあたたかなまなざしで見守りながら、子供達が安心して遊べるような環境を整えてくださる先生方と出会えたことに感謝します。
そして、人生の中で礎となる大切な3年間を、田園調布幼稚園で過ごせていることを心より感謝いたします。 
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