保護者の言葉

2022年

「自分らしくいられる場所」

田園調布幼稚園は『自分らしくいられる場所』子どもが無理をせずに等身大で過ごせる幼稚園です。幼稚園の多くの時間はそれぞれが好きなことをして過ごします。
「幼稚園って遊ぶだけでお勉強はないの?」娘は入園当初は度々疑問に思ったようです。「遊ぶことが大事なのよ」と言い続けましたが、自由に遊ぶ中で娘がどのように成長していくのか…入園当初は想像できずにおりました。
そのような親の不安をよそに、娘は年々たくましく成長していきました。
娘は年中の終わりころ、右手首を骨折し、不自由な生活となった時期がありました。
片手だけの生活を悲観するかと思いきや、とんでもない!生活全て弱音を吐かず、左手だけでなんでも器用にこなし、寧ろ不自由を楽しむ余裕さえあるほどでした。
幼稚園で色々なことを経験することで、想像力を養い、娘は逆境も楽しさに変えてしまうほど明るくたくましく、力強くなっていました。
幼稚園では、先生やお友だちのサポートの中、たくさんの一歩を進んできたと思います。

先生は子どもの成長過程をとてもとても大切に、そして信じてくださいます。
そのような見守られた安心できる環境のもと、娘はありのままで自分らしく、自分のスピードで成長することができたと感じます。

娘がある日言いました。「田園調布幼稚園はひとりで遊んでいても、みんなで遊んでいても楽しいところだよ!好きなことができるの。何をしていても楽しいの!」
田園調布幼稚園のHPに『子どもたちはうれしそうに生活しています』とあります。
まさにそのままの幼稚園だと思います。

2022年 A.D様より

「子どもの思いを大切にしてくださる幼稚園」

同じ都内でしたが、今住んでいる地域から引っ越しをしての、幼稚園選びでした。周囲の方から情報を得ることも難しく、一から幼稚園探しをしていました。
HPで拝見したときに、最初に惹かれたのは田園調布幼稚園でした。見学会や説明会では、より詳しくお子さんの様子や先生方の思いを聞くことができ、特に、「用意しすぎないようにして、自分で作り出すことを大切にしている」という言葉が印象的で、当時の資料を見返すとメモして記してありました。自分で考えて選択し、追求することが好きな息子の性格や、将来思いやりの心はもちろん、そんな力を大切に、自ら判断、選択し、主体的に生きていってほしいという願いも夫婦で持っていたので、素敵な幼稚園に出会えてとても嬉しく思いました。また、息子の大好きな畑も園庭にあり、すぐに眺められるのも魅力的でした。
一方で、園庭や園舎の大きさが、エネルギーいっぱいの息子には物足りないのではないか、コミュニケーションが好きな息子には、もっと人数の多い園で、たくさんのお子さんと関われる方が楽しいのではないか、その2点が夫婦で気になっていました。
他にもいくつかの幼稚園の見学に行きましたが、園によって特色や雰囲気が異なり、とても驚きました。でも、田園調布幼稚園のような幼稚園は他にはありませんでした。

その後『ちいさい広場』(未就学児の会)に参加させていただいた時に、あそび大会のご案内があり、見学に行きました。各クラスのプログラムの時に、子どもたちが2人ずつスタートしていったのですが、その後ろで、「〇〇くん、がんばれ!〇〇ちゃんがんばれ!」などの応援アナウンスではなく、担任の先生が一人ひとりの、この遊びをどう展開していたか、どんな風に興味を持っていたか、など、お子さん一人ひとりの様子をレポートされていました。お子さん一人ひとりをとても大切にされていること、先生方がよく見ていらっしゃることを改めて実感し、とてもあたたかい気持ちになりました。
その後息子を連れての見学の際にも、門をくぐって園庭に入るなり、「お名前はなんていうの?!」と、かわいい笑顔で元気に話しかけにきてくれた年長さんの女の子や、園庭で豪快に遊ぶ子どもたちの姿から、元気いっぱいな息子もきっと大丈夫だろう!本当にあたたかく、子どもの思いを大切にしてくださる幼稚園なので、ここにやはりお願いしたい!と改めて思いました。

実際に入園してからは、担任の先生だけでなく、経験豊富な先生方がたくさん関わってくださるので、とても安心して通うことができました。何かあった際にも、いつも息子の気持ちを聞いて寄り添ってくださるので、息子も先生方のことが大好きで、とても信頼しています。お友だちとのたくさんの遊び、丁寧に設計されたクラス活動や行事から、色んなことを学び成長したと感じます。
また近年は感染症の流行などにより、活動を制限せざるを得ず、幼稚園としても大変な期間だったと思います。その中でもたくさんの話し合いや準備をしてくださり、色んな活動や行事を行なってくださいました。本当にありがとうございます。田園調布幼稚園での経験が、息子の人生にたくさんの影響を与えてくださると思います。これからの成長も楽しみに見守りたいと思います。

2022年 C・H様より

「個性に寄り添ってくれる幼稚園」

『ちいさい広場』(未就園児の会)からお世話になっている娘は、入園前から田園調布幼稚園が大好きでした。ご縁があって入園ができ、登園初日から泣くこともなく通えて、年中になった今も毎日楽しそうに通っています。
お友だちの輪の中に入っていくのが苦手な娘を心配し、先生に相談させていただいたこともありました。その時に先生は、娘の出来ないことではなく出来ることに目を向けて褒めてくださり「お母さんが焦らなくても大丈夫!」と私の気持ちまでほぐしてくださいました。その後、保護者が保育時間の様子を伺える『保育参加』で、自分からお友だちを誘って遊んでいる姿を見ることができました。
そしてその場にあわせて助言をしたり、時にはそっと見守ってくださったりしている先生方の姿を見て、子どもたちの個性に寄り添ってくれているのだと改めて感じることができました。 
また、ひと学年の人数は少ないものの、豊富な“遊びの時間”の中で学年の垣根なく遊べるということが娘には合っていたようでした。困っている娘に年上のお友だちが上手に声をかけてくれる、と嬉しそうにその様子を教えてくれることが多々あります。そして、年上のお友だちから学んだことを、今度は自分が小さいお友だちに伝えていく。まだまだ上手くはできていませんが、そんな思いを自然と意識できるようになれたのも、遊びの時間を通して受け取れた大切な気持ちだと思います。
子ども同士のやり取りで自分らしく成長していける環境と、ひとりひとりの子どもたちのことを尊重し、手助けをしながら見守ってくださる先生方がいる。そんな幼稚園で過ごせていることが、娘の心の礎となってくれるのだと思っています。

2022年 M.H様より

「自由遊びと見守ることの大切さ」

2年前、幼稚園を選ぶにあたりいくつか考えていたことがありました。家から近いこと、娘がいろんなことを吸収し楽しく過ごせることなど。
家から近い田園調布幼稚園は小さい時からお散歩で通っていて、子どもたちの楽しそうな声をよく聞いていました。どんな幼稚園なのかなと気になっていたので『ちいさい広場』(未就園児の会)に参加することにしました。大きな園ではなく、園庭でのびのびと遊べるのかとも思いましたが先生方が子ども一人ひとりに目を向けてくださり見守ってくれるという安心感がありました。しかし「ママと離れるのは嫌だから幼稚園は行かない!!」と言い出したので、『ちいさい広場』で行ったことがあり、知っている先生やお友だちがいること、なにかあってもすぐに行けると思い入園を決めました。

入園後は平気なのか心配でしたが、嫌とも言わず楽しそうに行っていました。「幼稚園でなにしてるの?」と聞くと、「好きなことしていいんだよ!なんでもいいの!」というので自由遊びってなんだろうと思っていました。その後保育参加をして、子どもたちそれぞれがやりたいことをやりたいように遊ぶ。どうしたらいいか困ったときは先生方が提案し見守ってくれる。学年をこえて一緒に遊べるので、たくさん刺激を受け、いろいろなことが知らないうちにできていたりと驚くことばかりです。園の子どもたちは皆優しく、よく話しかけてくれます。娘が預かり保育で泣いているときは学年をこえて一緒にいた子が優しく声をかけてくれたり遊んでくれたり、とても嬉しく安心して預けることができました。
年少の頃、他の子とは遊ばず特定の子と毎日遊んでいることがありました。その子がしたい遊びをしてると。「自分がしたいことしたら?他のお友だちとは遊ばないの?」と心配になり面談で先生と話すと、「それも成長の証なので見守ってください、そのうちに自分でなにかを見つけて遊びだすので大丈夫ですよ」と温かいお言葉をかけていただきました。その後、先生がおっしゃったように遊び始め、いろいろと口を出してしまいがちですが見守ることの大切さを知りました。
いつも温かく見守ってくれる先生方や優しい子どもたちに囲まれて、娘も私も安心して楽しく過ごしています。たくさんのことを日々吸収し成長していて、田園調布幼稚園を選んでよかったなと思います。 

2022年 H.S様より

「子も親も包み込むような温かさ」

できる事の多くない息子は毎度不安が絶えないのですが、その度に先生方が親身になって相談に乗ってくれます。不安は包み込むように解消されて、自然と安心して預けている自分と環境がここにはあるなと思います。
息子に「今日幼稚園楽しかった?」と聞くと「たのしかった」と返してくれたり、ニコニコと屈託の無い笑顔を見せてくれたり、嬉しく胸が熱くなります。幼稚園に通って笑顔が増えた気がします。
「その子、その子のいい所を見つけ、やりたい事を主張し、甘えさせてくれる。」
息子はもちろんですが他の子どもたちでもそれを感じ、園にはのびのびと遊ぶ様子や子どもたちの笑顔が溢れています。できない事を叱り正すばかりではなく、その子を尊重して認める教育の素晴らしさを教えさせられました。
息子ができなかった事ができた時には先生方が心から一緒に喜んでくれて、なんて素敵な人たちなのだろうと本当に嬉しかったです。その心は子どもたちにも伝わり、人に優しくする気持ちを持ってる子が多い気がします。
幼稚園のお誕生日会には「親になった日」として母親もお祝いカードをいただけます。毎年、まだ母親暦が浅いから仕方ない、頑張ろう、我が子が母親にしてくれたのだと思わせてくれます。心からありがとうと感謝の気持ちでいっぱいになります。
卒園してもこの園での体験や経験は息子と私にとって重要でかけがえのない事です。残り少ない園生活を大切に過ごしたいなと思います。

2022年 C.H様より

「親と子が心から安らげる幼稚園」

私立小学校の附属幼稚園を、勢いで受験し撃沈した我が家。さて幼稚園どうしよう?!となり、私が小学生の頃に田園調布教会に通っていて、当時は幼稚園で礼拝をまもっていたので懐かしく、また近所の年長さんの男の子がとても生き生きと通っていたので、娘もそうあって欲しいと思い入園を決めました。

まず驚いたのは、入園間もないのに全ての先生方と他の学年のお母さま方が「おはよう◯◯ちゃん!」と、娘の顔を覚えて名前を呼んでご挨拶してくださったこと!
この嬉しい歓迎のおかげで、慣れない場所や人が苦手だった娘が、あっという間に我が家のようにのびのび園で遊びまわるようになりました。
本当にたくさんの遊びを、年齢を越えて自由に楽しむことができるのも素敵なところです。少人数のアットホームな園なので、娘がちょっと困っていると、あちこちから年中長のお兄さんお姉さんたちが集まってきて助けて教えてくれます。先生方は、すぐに答えを教えるのではなく、子どもたちの思いを受け止め、ヒントを与えてあたたかく導いてくださいます。
「幼稚園でやったんだ~」「これはね、お姉さんが教えてくれたの!」とハサミで折り紙を切ってトイレットペーパーの芯に巻き付け、テープで留めて動物を作ってくれたり、幼稚園の絵本で知った「せみの一生」を語ってくれたり、、、
特別なカリキュラム等は無くても、豊かな遊びのなかで自然と成長し、身に付くことが増えるんだなあと毎日感じます。

また、今年度から預かり保育の延長や長期休み中の預かりも始まり、働くママにも優しい幼稚園になりつつあります。
夏休みも大変助かりました!娘は預かり保育の「こひつじルーム」も大好きです。

どの先生も、子どもたち全員のことを本当にとても良く見ていてくださるので「今日は◯◯ちゃん、こんなことをしていましたよ!」と声をかけていただけるのも、とても嬉しく、楽しみでもあります。
たくさんの優しさに守られて、毎日安心して楽しく通っている娘の心にも、ゆっくり着実に優しい気持ちが育っているように思います。
多分、あっという間の三年間。毎日を大切に、田園調布幼稚園で親子共々楽しく豊かに過ごしたいと思っております。

2022年 S.T様より